出稼ぎ風俗 | 新宿スカウトマン日記

出稼ぎの風俗を中心にご紹介しています。 出稼ぎにおいての注意点や、稼ぐ方法、保証についてなど、詳しく記載してあります。 また、同時に現代の風俗について、キャバ嬢についてなどの考察も更新しています。

カテゴリ: キャバ嬢

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ーーお二人は路上でスカウトを続けていると思うのですが、最近のスカウト事情や、今のキャバクラや風俗について教えて頂けますか。

今村 路上でのスカウトはやりづらさを感じますね。迷惑防止条例で、ナンパでも捕まってしまうことがあるので、慎重にやってます。

渡辺 私は今のところ、ナンパのような形で街を流しながらやっているので、不便さは感じませんね。個人的に、昔よりキャバ系で可愛い子が減ったなあと。可愛い子がキャバ系のメイクや格好をしなくなった気がします。


今村 歌舞伎はレベル落ちましたね。僕は六本木とかは詳しくないんで、他の街はどうか分かりませんが。


ーー可愛い女の子の率が減ったのは確かだと思います。ただ、六本木や恵比寿、西麻布のラウンジに流れたという見方もできます。

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渡辺 うん、今は恵比寿のラウンジあたりに可愛い子が多い。西麻布はだいぶ減ったかな。 六本木の一部高級店にもいるけど、歌舞伎は高級店って言えないレベルが増えたイメージがあるかなあ。


今村 僕は歌舞伎のキャバ好きですけどね(笑) ただ、キャバの子も、出稼ぎにいく子が多い。しかも可愛い子に限って、出稼ぎに行くような気がします。


渡辺 今村くん。どこの出稼ぎ先か教えてもらえる?(笑)



ーー 渡辺さんは、キャバクラスカウトマンとして、最近のキャバクラについてどう思われますか。


渡辺 スカウトマンとしては紹介しやすい状況かな。昔よりレベルが落ちてるし、キャバ専属のスカウトマンが少ないから、店も重宝してくれる。スカウトバックも昔より格段に高い。


ーー キャバ専属のスカウトマンが減ったのは、警察が厳しくなったことや、出稼ぎが増えたことに関係がありますか?


渡辺 もちろんです。それぐらいしか理由が考えられない。別に女の子がキャバクラという仕事を放棄したわけじゃなくて、単純に風俗スカウトマンが増えたから、風俗に走る子が増えただけ。


ーー私は、女性自身が、キャバクラではなく風俗を選ぶようになったと考えているのですが。


渡辺 そんなことないですよ。 街で声かけていても、まずはみんなキャバクラって言うよ。風俗スカウトマンが風俗に持っていこうとするから、そっちに流れてるんじゃないかなあ? 六本木のアマンドの喫茶店に行けばわかるけど、平日の夕方はどこのテーブルもキャバとかクラブの面接だらけ。


今村 僕は、可愛い女の子が愛人とか風俗に抵抗がなくなってきてるなあと感じますね。


渡辺 私がキャバ専属っていうこともあって女の子が言わないだけかもしれないけど、現場の感覚では、女の子の理想は、綺麗なドレスを着て身体を売らずに大金を稼ぐこと。そこは十年前からずっと変わらない。


ーースカウトマンの影響で風俗に行く女性が増えただけで、女性たちの意識に変わりはない?


渡辺 Blogの記事(※注1)、だいたい読ませて頂きましたが、確かにキャバクラの情報誌がなくなったり、agehaの廃刊が与えた影響は大きい。でも、キャバクラに対する憧れは、地方の女の子だからこそ、より顕著にみられる気がします。

※注 1
http://dekasegihuuzoku.blog.jp/archives/36829043.html
可愛い子がキャバクラじゃなくて風俗を選ぶ理由


でも、スカウトマンの影響って大きいじゃないですか。街に大勢いるスカウトマンが風俗に女の子を口説きますよね。そんでもって可愛い子が風俗嬢になって、あの子が働いてるなら、私も、という感覚はあるかもしれない。


ーー出稼ぎという形で全国に女性を派遣できることによって、女性の立場からすると風俗で働く匿名性が増して、稼げる金額もぐっと上がっています。それがより拍車をかけているのかもしれません。


今村 女の子の意識は変わらないけど、周囲の環境が風俗に足を運ばせているってことですかね。それにしてもスカウトマンらしくない、深い話になってきましたね(笑)


ーー同じスカウトマンでも、考え方はそれぞれで、意見が対立することもある。まさしく、この対談の意義があるといえるでしょう。


渡辺 私は私で、現場で毎日スカウトしているからこそ、自分の意見に自信があります。でも結局は、ミクロの視点に過ぎないと自覚もしている。ネットで求人をされている新宿スカウトさんの目線は、全国規模なので、マクロなものと言えるのかもしれませんね。


話は逸れますが、私たちが風俗で可愛い女の子と遊べるのも、今村くんたちのような風俗スカウトマンのおかげではあります。私は風俗に口説くのが苦手なので、可愛い子もキャバクラにクロージングし続けていきますが(笑)


ーー私自身は、路上に立つことがなくなったため、いまはスカウトマンという意識も持ちつつも、実際は風俗の広告代理店という形になってきています。ほとんどが地方在住の女性のため、直接会うことも少ないし、同業者との関わりもほぼ無い。全て、電話とメールで完結するため、新宿という土地に拘ることも無いというのが、現状です。


渡辺 ぜんぜん新宿スカウトマンじゃない(笑) 確かに、新宿スカウトさん(便宜上、著者のこと)はスカウトを辞めたのかと思ってましたよ。


今村 路上に立ち続けるスカウトマンは確かに減りましたよね。街にいないからといって、この世界から離れたわけじゃない。僕は歌舞伎町に立ち続けるつもりですけど。


渡辺 私みたいに、可愛い女の子が好きで、ナンパがてらにスカウトを続けている人間もいます。結局、なにを軸にするかですよね。


ただ、ナンパやスカウトがグレーゾーンではなく完全に真っ黒になったら、そのときは辞めるかな。けれど、この仕事は常に需要もあるし、供給も尽きない。未成年者の従事や、無理やり身体を売らされているといった訴えがない限り、警察が本気でスカウトマンを捕まえることはないと思います。つまり、私は老人になっても街に立ち続けるかもしれないってことです。


今村 渡辺さん、さっきからまとめますね(笑)


【後編に続く】

スカウトマン対談 【後編】出稼ぎ風俗はリスクヘッジになる
http://dekasegihuuzoku.blog.jp/archives/41675186.html

今回は、路上でスカウトを続けているスカウトマン二人と、私の三人の対談をお送りします。

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ーー 今回お二人には、現在のスカウトマン事情を中心に、キャバクラや風俗について、また、お二人の過去やこれからの展望についてもお話を伺いたいと思っています。よろしくお願いします。


渡辺さん(仮名、以下渡辺) そんなに真面目な話ができるかどうか不安ですが。


今村さん(仮名、以下今村)話せる範囲で話したいと思います!


ーーありがとうございます。スカウトの話なので、多少は不真面目な話もお願いしたいです。お二人はそれぞれ、スカウトを始めてどのぐらい経ちますか?


今村 僕はトータルで7年ほど。途中、就職したりで辞めていた時期もありますが、夜の世界が忘れられずに戻ってきました。


渡辺 私は12年くらいになるかな? 遊んでた時期が多すぎて、その頃は仕事もせず女遊びばっかでしたけど(笑)


◆キャバ嬢とセックスについて


ーー スカウトの中では中堅から、古株の部類に入りますね。お二人の記憶に強く残っているエピソードがあれば、教えてください。


今村 なんでしょう? イケイケの風俗店舗に拉致されたり、紹介していた女性が自殺したり。


渡辺 そういう思い出ね。私は、有名キャバ嬢とセックスしたことの記憶が一番強い(笑)昔の雑誌のベスクラ(※ キャバクラ嬢の宣伝雑誌。現在は廃刊)を事務所で広げながら、ここからここまでセックスしたとかね。


今村 なんですかソレ(笑)めちゃくちゃ羨ましいです。


渡辺 私は特に、キャバクラのスカウトをメインでやっていたので、美味しい思いは沢山していたかもしれませんね。 キャバ嬢を体入させて、営業終わりに家に呼ぶのが当たり前で。


今村 僕は風俗の女の子ばっかりなんで、そんな美味しい思いはしたことないですけどね。稼ぎ的には風俗の方が美味しいと思っていたので。


ーー 稼ぎに重点を置くならば、風俗、とくに出稼ぎ風俗が、今は主流ですね。


今村 僕も出稼ぎがほとんどです。たまに可愛い子をアポると、キャバクラに回したりもしますが、詳しくないので、結局うまくいかないですね。


渡辺 キャバクラも、紹介し慣れているスカウトマンを優遇するからね。私たちの方が時給を交渉しやすい。でも、今村くんが言うように、稼ぎは風俗スカウトに比べると、全然だめ(笑) 毎月毎月、変動が激しい。


今村 出稼ぎだったら、安定しますからね。渡辺さんも女のケツばっかり追いかけてないで、稼ぎましょうよ(笑)


渡辺 俺は根っからのクズだから、稼ぎより女だね。


ーーちょっと興味深いので、女性関係について掘り下げて聞いてもよろしいですか?


渡辺 もちろんです(笑)


ーー このBlogでもキャバ嬢とセックスする方法についてなどを取り上げていますが、渡辺さんの持論などはございますか?


渡辺 持論? んー、別に何も考えてないけどね。紹介して仲良くなって、強引に家に誘って、無理やりにならないようにセックスに持ち込む。あんまり抵抗されないし、キャバ嬢は大体セックス好きなんじゃないかな?って思う。


今村 僕も、なんとなくですが、風俗の子の方が固い気がしますね。貞操観念?っていうんですか。風俗の子は付き合わないとセックスしない、って子が多くて、キャバ嬢は楽しければ、ノリが合えばって子が多い気が・・・。


渡辺 そんなもんでしょ。記事に書いてある、テキトーっていうのがまさに正しい戦略。とりあえずテキトーに振舞って、無言でホテルなりカラオケなり、自宅なりに連れ出せばいいんじゃないの?


今村 テキトーって難しいですけどね。僕はけっこう真面目な会話とかをしちゃいます。


渡辺 今村くんはイケメンだから。トーク力が弱くても、いけるんだよ。普通のオヤジは、トーク力が全てだから。


ーートーク力を磨くことで、余裕が出来て、テキトーに振る舞うこともできますよね。


渡辺 結局それなんだよね。トーク力も必要だし、女なんて他にも沢山いると思えれば、目の前の女がいくら美人で可愛くても、テキトーに話ができる。この女しかいないって思ったら負けだね。


今村 参考になります。確かに、どうでもいいと思ったときほど、うまくいくことが多い気がしますね。


渡辺 ほんとはキャバ嬢は道でテキトーに引っ掛けるのが一番なんだよ。キャバクラスカウトマンがこんなこというと、身も蓋もないけど、セックスしたかったら、キャバクラに行くべきではない。


ーー私は、キャバクラに遊びに行ってセックスする方が、道でナンパする時間をロスせずに済むので、一番良いと思いますが。


渡辺 でも簡単なのは路上。とりあえず路上でナンパしてみるのが一番だよ!


今村 ナンパ慣れしていない男からすると、路上でキャバ嬢をナンパしてセックスする方が難しそうな気がしますけどね。渡辺さんも路上でキャバ嬢をナンパする方法について、Blog書いてくださいよ(笑)


渡辺 ライバルが増えるから嫌だね(笑)



【中編に続く】

スカウトマン対談 【中編】 可愛い子がやりたい仕事はキャバか、風俗か?
http://dekasegihuuzoku.blog.jp/archives/41657136.html

http://dekasegihuuzoku.blog.jp/archives/40790189.html
前編からの続き



19歳の彼女は、仲間たちに風俗で働いていることを隠していない。仲間たちに隠す方が変だ、と彼女は言う。


もちろん、このような考え方は一般的ではないだろう。ただ、時代が異なれば歌舞伎町のキャバクラ高級店で働いていてもおかしくない容姿の女性が、地元で生きていくことを選び、風俗という職業を迷いもなく受け入れ、その生き方に疑問を抱かぬ姿に不思議な感慨を覚えた。


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その次の段階として、彼女たちがお金を欲し、より稼ぐために出稼ぎにいくような思いに駆られるのが、美容整形への興味である。


地方で働く23歳の風俗嬢の女性と話しているときに、私は次第に彼女たちの心理状態が、出稼ぎブームを加速させていることに気がついたのだった。


地元でお金を稼ぐも、とくにお金を浪費する場所もなく、ただ自由に生きるために風俗で勤めてたその女性は、年齢を追うごとに次第に不安を抱くようになったという。


年をとればどうしても脂肪は増え、顔の造作も変化する。そうした変化に気がついたときに、目や鼻の整形、脂肪吸引などに興味が湧くのだ。


彼女たちは、自分の身体を資本に、生計を立てている。その大事な資本を維持し、より生活を安定的なものにするためには、美容整形という名の先行投資に惹きつけられる。


たとえば、顔は可愛いが身体が太い女性がいる。脂肪吸引を思い立ち、施術して体重が40キロ代になると、出稼ぎ店舗での1日の保証額も5万〜8万とアップする。


50キロ代後半や60キロ代の状態だと、いくら顔が可愛くても保証額は3万〜45000円くらいが限度となってしまうため、体重が稼ぎの額を大きく左右するのだ。つまり、先行投資として脂肪吸引をすることで、その分のお金の回収はもちろん、1日の稼ぎの額も大きく上がってくる。


逆に、スタイルは細いが容姿が優れぬ女性は、整形手術を行うことで、同じように保証額も稼ぎも大きく上昇する。


私が知り合った23歳の女性は、スタイルは細いが胸が小さいために、豊胸手術に踏み切ったという。また、目元の印象を変えるために、目の手術も行い、もともと容姿端麗であった彼女は、より綺麗なルックスを得ることになった。


美容整形の案内サイトや、

美容整形navi
http://biyouseikei-navi.com/

風俗店舗やスカウトマンの勧めで美容整形を経て、彼女たちはより金を稼ぐようになる。その理由も、家族の介護のため、生活資金のためであり、決してふしだらな理由ではないケースが多い。


可愛い子たちがこうした考えで風俗を選ぶ理由や心理状態も、決して他人事ではなく、今の時代や風潮を形成している我々のすべてが、原因の一つであるというのは、決して誇張ではない。


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今この瞬間も、容姿端麗の女性が、風俗で働くことを自ら選択しているのだ。彼女たちはいずれ、風俗で働いていたことを忘れたように、地元で結婚し、普通の生活に戻っていく。そのときには、もう彼女たちが風俗の道を歩んだ理由を知る術はない。

以前、可愛い子がキャバクラではなくて風俗を選ぶ理由
http://blog.livedoor.jp/sjk_sc/archives/36829043.html
というエントリーを書いた。多数のフォロワーがいる方にTwitterされることで、かなりの反響を得た。


この記事は、時代の変移や、需要と供給を切り口にして、キャバクラブームの終焉を主に、女性たちの身の振り方について記したのだが、今回は風俗を選ぶ心理について、周囲の環境と彼女たちの内面に迫っていこうと思う。


つい最近、キャバクラに勤めれば高額時給が可能なルックスで、会話も得意で愛嬌のある、19歳の女性と知り合う機会があった。彼女は風俗の仕事を探しているという。その動機や考え方を知り、彼女の心理に深く迫ろうと考えたのだった。


彼女が風俗を選んだ理由が興味深いのは、よりお金が欲しいとかアルコールが苦手で水商売を敬遠したわけではなく、風俗嬢という生き方に興味があったというのだ。


その背景には、地元の先輩で風俗業に従事している男女(店のスタッフ側とキャスト)が数人いて、金回りが良く、とくに風俗嬢の先輩が自由で楽しそうという、一種の憧憬があった。


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詳しく聞くと、どちらの先輩も出稼ぎブームに乗って最近出来た店舗で働いているらしく、それぞれ売上が上り調子のお店のため、給料や稼ぎが良い。そんな彼らが、正業に就いている他の先輩たちに比べて経済的にも精神的にも豊かに思えたのだそうだ。


私は、この台頭する出稼ぎブームが、巷でよく耳にする、地方のマイルドヤンキーブームによって支えられ、勢いを増していると考えている。というのも、地方の風俗のドライバーという、ブラックでもないが決して正業といえぬ職種こそ、マイルドヤンキーと呼ばれる地元の青年たちに、ぴったり当てはまると思うからだ。


昔はヤンキーだけで経営していたお店も、イケイケなだけでは売上を伸ばすことのできない時代となり、言うことの聞く真面目な従業員の必要性に迫られた。


マイルドヤンキーと呼ばれる青年たちは、見た目や遊び方などは一見不良のそれと似ているが、根は争いを好まず、地元仲間と楽しく生きていきたいと考えている、真面目な若者が多い。


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彼らもなるべくなら親や親戚、仲間たちに誇れる仕事をしたいのだが、風俗のドライバーくらいなら、というつなぎの仕事という感覚で、風俗店舗に勤務する。また、地元の先輩が経営者で、断りづらくて働くというケースも多いらしい。


その中で真面目なマイルドヤンキーの青年たちが次第に立場のある役職を任されて、給料も高額になってくる。これがここ一、二年の間に顕著にみられるようになったようだ。


こうした先達の姿を見て高校時代を過ごした彼女たちは、風俗に対する抵抗感が薄れ、地元にいながらにして、稼ぎが大きい風俗という職業に興味が湧いてくる。


前述した19歳の女性は、そうした環境の上で、男性経験をほとんど経ることがなく、高校を卒業した。


先輩が風俗で見知らぬ男と性的な行為をしていることを尻目に、彼女自身は実際の性行為を知らない。同級生の男の子たちもネットのエロムービーに夢中だし、草食系と呼ばれるせいで、ますます彼女たちを女として口説こうとせずに、マイルドヤンキーの特徴である、仲間という意識で接してくる。


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セックスをしたい。様々な男性経験を積みたい。次第に彼女の中でそのような考えが膨らんできたというのだ。地元にいながらにして、都会や様々な地域の男性と出会うことができる風俗の仕事をより知りたいと思うことは、彼女にとってごく自然に沸きあがった衝動だった。


彼女たちの心理を形成する原因は、時代の変移が一因となっていることは間違いないのだが、こうした地方の女性の行き詰まった性欲のハケ口や出会いの場として、風俗店舗が機能しているという事実に、少なからず衝撃を受けた。



この時期になると、高校を卒業した19歳の女の子たちが、夜の世界に飛び込もうと、あらゆる情報やネットワークを頼って、働き口を探していることが多い。


5〜6年前までは、可愛い女の子はみなキャバクラに憧れて、四月以降、キャバ嬢デビューを果たしていた。街にはスカウトマンが溢れ、一人でも多くキャバクラの高級店に紹介しようと、若くて綺麗な女性を虎視眈々と狙っていたものだった。


しかし、ここ数年で、すぐにでもキャバクラの高級店で働けるであろう19歳の女の子たちが、キャバクラという職業をすっ飛ばして、四月からすぐに風俗デビューを果たすことが多くなった。


路上でスカウトをしていた頃も、四月に大学生や専門学生、フリーターになった19歳の年の女の子たちに声をかけると、きまって「キャバはめんどいから、手っ取り早く稼ぎたい」と言われるようになり、若い女性の価値観の遷移を徐々に感じ始めていた。


それがとくに可愛い女の子に限って、顕著に見られるようになり、キャバクラ嬢に憧れる時代が終わったのだなと、ある時私は悟ったのだった。


彼女たちが何故、キャバクラ嬢に憧れず、風俗の道へ進むのか、私なりにいくつかの推測を立ててみた。


◆キャバクラの需要と供給が縮小?


まず最初に考えられるのは、そもそもの根本的問題である、キャバクラブームの翳りだろう。闇金の人間が歌舞伎町で金を遣い続けていた頃、歌舞伎の高級店は新人キャバ嬢に時給8000円、1万円と、今では一握りのキャバ嬢しかもらえないような高額な時給を、ポンポン付けていて、容姿の優れた女性をひたすらに集めていた。


その頃は現在と違って都条例も厳しくなかったため、我々のようなスカウトマンが常に街で可愛い女性を店舗に供給しており、店にはレベルの高い女性が常時溢れていた。


しかし、闇金の時代が終わり、追い打ちをかけるように都条例の強化でスカウトマンが街から消えることで、店は需要と供給を一挙に失ってしまった。


◆キャバクラ雑誌の休刊、ageha嬢のブーム


ときを前後して、ベストクラブ、クラブアフターなどのキャバクラ雑誌が休刊し、当時のキャバ嬢たちのステータスとなっていた、ナンバーに入りそれらの雑誌の表紙や見開きページを飾るという目標が消失し、かわりに可愛い女の子だけがモデルになれる雑誌、ageha が創刊した。


ベストクラブやクラブアフターなどの雑誌は、容姿に関係なく、ナンバーに入れれば雑誌に掲載され、さらに集客を呼び込むことができた。


しかし、agehaの場合、容姿に優れた女性だけが紙面を飾ることができる。彼女たちが広告塔となり、客数が増え、実力主義だったキャバクラのナンバー争いに、雑誌の知名度、という要素が組み込まれるようになった。


つまり、可愛い女の子たちはキャバクラに憧れるのではなく、agehaという雑誌に憧れ、職種はキャバクラじゃなくても構わなくなった。キャバクラ嬢への憧れが、ageha嬢の憧れにすり替わったのである。


実際、agehaに載っていた、さほど大きな扱いは受けていない読者モデルの中で、私が知る限りでも数人は風俗嬢や愛人をやっている女性がいた。


高校を卒業したばかりの可愛い女の子たちは、モデルとなるageha嬢の生き方に憧れながらも、同時に自分を客観視し、時給もそこまで出るわけでもないキャバクラを敬遠し、キャバクラという仕事に憧れることがなくなった。


◆風俗は、キモくないし、ダサくない?


そんな彼女たちの中で生まれた価値観が、より多くのお金を稼ぐことだった。バイトでは日給一万にしかならない、キャバクラでも二〜三万しか稼げない、それならば同じ時間でより効率よく稼げる方が良い、と風俗の仕事に勤しみ、愛人登録が当たり前となる。


可愛い女の子が風俗嬢になれば、同じくらいの容姿レベルの女性も、こんなに可愛い子が働いているなら、風俗嬢という仕事はキモくないし、ださくない、と考え始める。それが他の一般女性にも広がり、赤信号をみんなで渡るかのように、みなが一斉に風俗の仕事に駆け込み始めたのだ。


実際、今の歌舞伎町のキャバクラの平均年齢は年を追うごとに上がり続けている。昔に比べて、明らかに若い女性の参入率が減ったためである。


風俗ならば効率よくお金を稼ぐことができる上に、キャバクラのような人間関係も必要がなく、酒を飲む必要もなければ、ノルマに追われることもない。好きなときに働いて大金を稼ぎ、好きなことに遣う。ダサい仕事でもキモい仕事でもないので、後ろめたく感じる必要もない。


キャバクラをやらない理由は見つかっても、風俗をやらない理由は彼女たちの価値観の中から、徐々に消え失っていたのだと思う。


◆いつまでも掛け持ちできる、風俗嬢という生き方


風俗の仕事は、学生でも社会人でもいつでも掛け持ちして働くことができる。その点に於いて、キャバクラはヘルプや派遣でない限り、掛け持ちでやっていくには不利な職種である。稼ぐためには、指名客との同伴やアフターは必須であり、同時に店のキャストたちとの関係も良好に保たなければならない。


同じ容姿でも、キャバクラで稼ぐのと風俗で稼ぐのとでは、本業がある限り、後者の方が掛け持ちしやすいのだろう。


◆まだまだ続く風俗嬢ブーム


四月からも風俗嬢デビューする女性は増え続けるだろう。それを見越してか、全国的に新規店のオープンが続いており、今後より風俗の需要は増え続けていくと思う。正式な統計がないから分からないが(一般的に5兆円規模といわれている)増え続けている店舗や、風俗デビューする女性の数、それらの店舗や女性の売り上げも伸び続けていることを鑑みれば、風俗業界の市場規模は今後も拡大していくことが予想される。



私はスカウトマンとしても一男性客としても、風俗業界のブームだけは去らないで欲しいと願う所存である。



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